おはようございます!
ライトワーカーAkikoです。
今日のテーマは『未完了-4 未完了 完了レポート』です。
先日コーチングを受けた際に、
私の中で未完了となっていたことが一つ完了したのでここに報告します。
未完了とは何か?
未完了とは3つの柱があり、
- やろうと思っていて、やってないこと
- やめようと思っていて、やめてないこと
- 未解決の過去の気持ちや、傷ついたこと、嫌だったこと
です。
※未完了シリーズ過去の記事はこちらです。
未完了、未完了-2、未完了-3
私が完了できた未完了とは?
今回私が完了させたのは、ラスボス系未完了である
『未解決の過去の気持ちや、傷ついたこと、嫌だったこと』
です。
それはコーチングを受けている最中に起こった
2022年4月のある日、私は月2回お願いしているコーチングを受けていました。
いつものように日々のあれこれ
今やっている仕事のこと、自身のブログのことなど、思いつくままに話していました。
今回のコーチングを受ける前日、
前職で一緒だった後輩とランチをし、前職の人員不足やごたごたについて聞きました。
前職の人手不足や職場内のごたごたは今に始まったことではありません。
私がいる頃から人手不足だし、ごたごたしていました。
辞めた後にもそのような話しは何度も聞いていて、
耳にするたびに『またか・・・』と聞き流していたほどでした。
それなのに今回聞いたときには一瞬流したものの何故か私の心に残り続けました。
帰りの車中でも考え続け、家に着いてもそのことが頭から離れませんでした。
『そんなに大変なら私が何とかしたい!今ならできる!何とかしなければ!』と、
使命感というよりむしろ『ねばならない』系の執着の気持ちと、
私の手助け可能なタイミングにこんな話しを聞いたことで運命を感じ、
私の思考は完全に乗っ取られました。
自分の中で、やらない選択肢はないというほどの、
もはや他の思考は一歩たりとも寄せ付けない感じになっちゃってました。
思い込んだらまっしぐらの私です。
ストレングスファインダーでは達成欲×責任感×運命思考×共感性×調和性
数秘的には人道支援の8,9を持ちます。
思ったら、居ても立っても居られない。
やってみないと気が済まない。
気持ちがそわそわして、胸がドキドキしました。
そんな中で受けたコーチングだったのです。
前職の人たちが困っている。
幸い、私には時間がある。
体力も有り余っている。
だったら、前職にパートで戻ろう!
みんなの役に立てる!
感謝されるに違いない!
私も働き口があればお金も稼げるし、お互いにウィンウィンじゃないか!!!!!
それが私が出した結論でした。
(この時点で前職場にパートで復帰の打診もしていませんし、必要とされているかどうかも分かりません)
この思い付き(妄想)に気分を良くした私は、
焦る気持ちや上ずっている心は無視して前職で働こうと鼻息も荒く決意していました。
そう決意しただけで、夜中に目を覚まし眠れない。
ドキドキする胸の鼓動は今思えば動悸なのですが、その時は期待に燃える感情そのものなのだとその時は思っていました。
(コーチに話すうちにそれは勘違いだったと気付いていくのですが)
私が未完了に気づくまで
日々のあれこれをコーチングで話し終えた私は、
いよいよ本題に入りました。
今回コーチに最も話したかったことは、前職へのパート復帰についてでした。
様々な要因が絡み合い、
誰からも頼まれていないのに前職を手伝うことこそが現在の私のミッションのように感じ、
浮足立っていた私。
コーチがそんな私をどう見ていたかは分かりませんが、
コーチはいつもより慎重に私の話しを聞いてくれていたように思います。
いつもならどんなことを話しても承認をしてくれるコーチが、
今回ばかりは承認の言葉がいつまでたっても来ないのです。
以下は、
前職への職場復帰について話す私へコーチが投げかけた質問のいくつかです。
『それをしたことで亜希子さんにどんなメリットとデメリットがありますか?』
『お金を稼ぐ方法は他にもありませんか?』
『そのお仕事を1年前に辞めるとき大変な思いをされましたよね。今回もそうなりませんか?』
コーチというのはクライアントの話しを聞き、承認してくれる存在です。
だからこそ、クライアントはコーチを信頼し、ありのままを話します。
ありのままの自分を曝け出すことが出来るのです。
今回に限っては、コーチの様子がいつもと違うなと思いました。
私が前職に手伝いに行くことに同意してくれていないのかな?などと考えながらセッションを受けていました。
コーチから否定されていたわけではありません。
ただ、いつもとは違う雰囲気を感じていたように思います。
コーチングの時間も終盤、あと数分で終わりというときにその時はやってきました。
コーチからトドメの一手がやって来たのです。
『亜希子さんは前の職場のことで、いつか乗り越えたいと思っていることがありますか?』
『(前職のみんなに)歓迎されることで、亜希子さんご自身の未完了がクリアになることを期待しているのですか?』
これを聞いた私は、
『ガーン』
頭を鈍器で叩かれたような、
身体に雷が落ちたような衝撃が走りました。
このコーチの言葉から、
私にとってとても大事なことで、私の尊厳を踏みにじられたエピソードが思い起こされました。
私もお花を贈られ、
みんなの前で挨拶をして終わりたかった
前職では(過去のどの職場でも)、退職するスタッフの最後の出勤日には
居残るスタッフが花束を準備し、門出を祝して花束が贈呈されました。
花束の贈呈と共に、退職するスタッフはみんなの前で挨拶をし、
様々な心の葛藤があったとしても表向きは円満に終わりを迎えるということが習わしでした。
私にとっては形だけのそんなお約束的セレモニーであっても、
それが普通で当たり前。
今回もそうやって私は送り出されるものだと思っていました。
でも、前職を辞める2021年6月某日、そのセレモニーがなかったんです。
(めっちゃ、根に持ってます 笑)
私は口でこそ
『辞めるときにお花なんかくれるんだったらその分お金が欲しい』
なんて言ってましたけど、誰よりもそのセレモニーが大事だったみたいです。
まさか、それが本当になってしまうとは(お花分のお金ももらっていません)・・・
普段の仕事終わりよりもずさんな形で、私にとって特別だった最後の出勤日は終わったのです。
ショックだったなあ~。
その気持ちを誰にもぶつけることが出来ませんでした。
同僚たちもこの件に対し何の疑問も口にしませんでした。
それも今思うとショックだったのかもしれません。
だから、この気持ちをなかったことにしました。
見て見ぬふりを決め込んだのです。
でも本当は、
お花を渡されて見送って欲しかったのに、見送ってもらえなかった悲しさ。
みんなの前で挨拶もさせてもらえなかった。
他の人はしてもらってきたことを自分だけしてもらえなかった惨めさ。
7年間も頑張って働いてきたのにこんな仕打ちをされるのは、私は価値のない人間なんだ。
こんな風に思ったと思います。
でも、もう辞めたんだし、明日から会うこともないんだし、
と色んな言い訳を考えては自分で自分を納得させる行為をしました。
私は自分の気持ちに寄り添うこともしなかったし、自分の素直な感情さえも脇に追いやってなかったことにしたんです。
でも、無きものにしたおかげで、私の中で前の職場が完全に終わっていなかった。
身体はちゃんと拒否しているのにパートに向かおうと決意させたのは、
今度はちゃんと見送ってもらいたい、私を価値ある人間として扱ってもらいたい、
今度こそは納得して辞めたいという気持ちの表れだったようです。
つまりは私の中の未完了を完了させること、です。
たかだか花をもらえず、挨拶してないことは、私にとってはたかだかではなかった。
私の未完了として残って、実は私を支配していたんですね。
気が付くと、コーチにこの出来事とその時の気持ちを泣きながら訴えてました。
コーチに話しながら、この時に感じた悲しい気持ちや惨めな気持ちに気が付いて、
自分事としてきちんと受け入れることが出来ました。
そうすると不思議なことに、
私の前職で働きたいという執念のように思った気持ちは嘘のように消え去りました。
腕の付け根辺りに感じた身体のこわばりもなくなりました。
正直、一体何だったんだとキツネにつままれたような気持になりましたが、
これこそが、『未完了を完了させる』という体験です。
私がこの体験から学んだことは、リアルな場面を再現しもう一度やり直しの体験をしなくても未完了は完了することは出来るということです。
その時の気持ちに気づいて、その時の自分を受け入れて寄り添えば完了するんです。
もしかしたら、誰かと共に行ったことで出来たことなのかもしれません。
それは、私の今後の課題、研究テーマとします。
今日はこのような体験をさせてくれたコーチに感謝です。
そしてこの体験をしたからこそ、自己基盤を扱うコーチになりたいと強く思うのです。
ではでは。
ライトワーカーAkikoでした。
みんなが輝く世界のために。