おはようございます。
ライトワーカーのAkikoです。
フリーランス看護師の活動報告です。
パートタイムのお仕事の面接に行ってきました。面接でたくさんの良い気付きがあったのでシェアします。
※この記事の前に目次なしで記事を投稿しています。その記事はこちら。
面接の詳細
今回面接をしていただいた企業を紹介します。
面接先企業
私が面接に行ってきた会社はデイサロンさきたまというデイサービスで、
2021年10月1日に新規オープンします。
こちらの企業に応募したポイントは、
私が最近の仕事選びで重要視してる以下の点がマッチしたからです。
- 看護師の資格が生かせる
- 家から近い
- 身体的な酷使がない
- 副業も出来るかも!
面接先企業の理念
デイサロンさきたまの理念は「志事」で”生きがい”や”居場所”を創出する、です。
この理念にある「志事」の読みは「しごと」です。
意味は「仕事」と同じです。
あえて漢字を変えることで、単なる「仕事」よりも深い意味を持たせる効果を狙っているようです。
利用者のレベルに合わせた「志事」をデイサービス内で行なうことで
”生きがい”やデイサービス自体が利用者の方の”居場所”となることを想像しています。
面接での気付き
今回面接を受けてみて、ただの通り一遍の面接以上に様々な気付きや学びがありました。
この先はその気付きや学びを熱く語ります!!!!!
その1:オープンのきっかけはコロナ
こちらのデイサービスのオープンはコロナウィルスの蔓延がきっかけです。
デイサービスの経営母体はさきたま国際学院という日本語学校です。
(お恥ずかしながら、学校の存在を知りませんでした・・・)
コロナが蔓延する前は日本語を学びたい海外からの留学生を受け入れていました。
学生寮も併設されています。
コロナをきっかけに海外からの留学生が来日できなくなり、
学生寮は1年以上使われないデッドスペースになっていました。
デイサロンさきたまは寮の1階にあたる元共有スペースだった場所を利用します。
厨房やお風呂などもリフォームして活用し、なるべくコストも抑えた設計になっています。
のほほーんと働いていた私は、こういった企業努力や企業の生き残りをかけたチャレンジを肌で感じたことはありませんでした。
お話を伺うことで、コロナの影響がこういったところにも出ているということがとても勉強になりました。
その2:なんて良い人たち!
スタッフの方々がやる気に満ちている!感じが良い!!!
面接中お話しをしていて、楽しくなってくるんです。
採用する・しないの前に、人として気持ちの良いコミュニケーションを心がけていらっしゃるのが良くわかります。
自然と私も前のめりになって話しを聞いてしまいます。
私の共感センサーが爆列して、共感しまくりなあっという間の1時間でした。
良い意味で、「こんな面接ってあるんだ~」と感慨深く、心が温まってしまいました。
(何しに行っているのか分かりません・・・)
その3:なんか知ってる!どっかで聞いたことある!!!
デイサロンさきたまの理念と直結しますが、ここの素晴らしさは
利用者のお年寄りたちに役割や生きがいや居場所を届けていこうとするコンセプトが素晴らしいこと。
デイサービスというと、1つのところに利用者であるお年寄りを集め、
みんなで一緒に作業やレクリエーションを行なうイメージがありました。
デイサロンさきたまには畑があります。
厨房もあります。
利用者の方の自立度やスタッフがどこまでチャレンジ出来るかにもよるのでしょうが、
利用者の方が自らの意志も交えて作り上げていくデイサービスのカタチがありました。
面接しながら、「なんか知ってる。どっかで聞いたことあるんだよなー」と思っていたら思い出しました。
私は2年くらい前に長崎の離島で、老人ホームと農業や家畜業を融合させた施設があるのを知りました。
ひろんた村といいまして、そこは老人ホームに暮らすお年寄りたちが自分の体力に合わせ労働を行ないます。
採れた農作物は自分たちで食べることもできるし、加工して利益を生み出す仕組みも出来ています。
そこに至るまでは大変だったと思いますが、仕組み作りをコツコツ行なったおかげで
利用者の方も楽しそうに生き生きされていた印象がありました。
人は誰かの役に立ったり、誰かと協働することが元気で若々しくいられます。
デイサロンさきたまがやろうとしていることは、
ひろんた村の取り組みに似た素晴らしい仕組みだと思いました。
その4:様々な可能性
コロナの終息後、日本語学校は海外からの留学生の受け入れが再開されます。
そうなると、デイサービスがある学生寮に留学生が戻ってきます。
利用者と留学生の交流が可能となります。
利用者のお年寄りにとっては留学生との関りから心の交流を持つことが出来ます。
留学生たちは日本語を使う・習う、また日本文化の学びの場ともなります。
利用者も留学生もお互いにwin-winですし、
デイサービス的にも施設運営の色んな可能性が出てきて三方良しです。
まとめ
デイサービスの事業所を街でよく目にするようになって久しいです。
今後は事業所が淘汰される時代に入るようです。
今回面接に行ったデイサロンさきたまはまだ事業が始まっていないので何とも言えませんが、
他の事業所と差別化された理念とそこで働くスタッフ=人が素晴らしく良かった。
今後のデイサービス淘汰の時代には、そこで働くスタッフ=人に利用者がついてくると仰っていた言葉も
大変印象的で、私も大きく頷けるところでした。
デイサービスは大きく稼ぐという業態とは違うのかもしれません。
しかし、今までに感じたことのなかったような病院の患者さんからいただくものとは違った
利用者の方からの感謝の気持ちを頂けるそうです。
新しくチャレンジすること、チャレンジする素地が出来ていることで
今までにない能動的な働き方が出来る可能性を持っているとっも思いました。
色んな強みの掛け算サービスで独自性を提供できれば、それはモデルケースになりうるし、
さらに大きく飛躍する可能性も秘めています。
以上が今回の面接で私が気付いたことです。
皆さんはどのように感じられましたか?
凝り固まった思考、やり方、価値観に囚われず、楽しく無理なく軽やかに働けるのって良いと思いませんか?
ではでは。
ライトワーカーAkikoでした。
みんなが輝く世界のために。