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日々の気付き

救われた言葉

おはようございます!
ライトワーカーAkikoです。
今日のテーマは『救われた言葉』です。

看護師を辞めて起業しようかな?なんて思っていた私ですが、そんなに世の中甘くない!
しかも、何をしたいのか?出来るのか?ブレブレ。

そんな時に降って湧いたようにやってきたIndeedの求人情報。
ご近所のデイサービスでのお仕事を見つけました。

我が家から徒歩5分!
しかも、看護師の資格が使える。
オープニングスタッフなので変なしがらみがなさそうじゃん!!!!!

流れが来た~!と身震いしました。

私は運命思考が強いのです。
偶然の出来事は必然だと考えます。
出来なかったことや上手くいかない人間関係や合わない予定は、私には縁のないものなんだと諦めます。


思い込みが激しいので、こう!と決めてからの行動はめっちゃ早いです。
即応募し、面接の日程もすぐに決まりました。
こんな風に、トントン拍子にものごとが進むのが大好き。


採用面接も、管理者の方やその他のスタッフの方々も『何か良い感じ~』
この時の詳しい様子はこちら

デイサービスなんてやったことないし、介護とかも興味ないんだよね~とか・・・
少し逡巡してはみたものの、ご近所デイサービスでのパート勤務を決めました。

オープニングスタッフっていう言葉の響きに惹かれたし、
やったことないことをやってみたい好奇心から始めてはみたものの
そんなに楽しいことばかりではありません。

1日の流れがよく分からない。
利用者の方への対応もどうしてよいか分からない。
認知症の人に関わるのもはじめて。
1つとして正解の動きが出来ているように思えない。

私は数秘術では8番持ち。
8の人は自分の思うように、とにかく目の前のことをコントロールしたい!
この欲求が凄まじい。
その日のランチから旅行の行程まで、一事が万事思い通りにコントロールしたい。

だから、職場にいって何をやっていいのか分からないとか、効率的に動けてないとか
大っ嫌いなんです。
完璧主義もありますからね~。
厄介です。

前のクリニック看護師の仕事はやることが山ほどあって、それをひたすらこなす。
それはそれで心も身体も疲弊しました。
”馬車馬のように働く”がぴったりの言葉。

デイサービスのお仕事は馬車馬感はないものの、いかようにもアレンジ出来る自由度がかえって不自由。
朝の掃除の順番、お茶の入れ方等々、つまらないことですが些細なことも1つずつ決めていかねばなりません。

こういうことは面倒だと思っているので、過去の人生では私が最も避けてきたことの一つ。
無意識にそういうところには近づかないようにする。
もしくは逃げてました。

結婚とかもそうなのかも・・・
面倒くさい、が先に立つ。
そして自分の思い通りにならないことが一つでもあると『もうやらない』。
我がことながらトホホです。

達成感を味わうことが大好物なので、ゴールが決まっていないのは嫌。
(自分が)やってる!という実感が持てないことも大の苦手です。
だから、山登りとかマラソンとか、明確なゴールが決まっててやった感があることは大の得意なんですね~。
昭和のド根性世代ですし((笑))


オープニングなんだから、一朝一夕には形は出来上がらないと頭で分かっていながらも、
無意識に私は『ここからどうやって逃げ出そうか?』『どうやったら穏便に逃げ出せるか?』
この1か月はそればっかり考えていました。
そんなんじゃ上手くいくことも行きませんよね~

辞めるタイミングを伺いながら働いていたある日、
認知症の方の表情の変化を目の当たりにしました。

来所の回数を重ねても全くと言っていいほどなじむ様子がない方でした。
私は重たい気持ちを抱えながらその方をお迎えしたのですがその日は違いました。
満面の笑顔でデイサービスにやって来たのです。

びっくりしました。
びっくりというより、拍子抜けしたという方が合っているかもしれません。

『何を話せばいいの?』と半ばキレがちな陰のオーラ満載。
沈みがちな気持ちを抱えていた私は
一瞬何が起こているのか分からず、ポカンとしていたと思います。

現金なもので、そんな笑顔を見ちゃうと私も急に楽しい気分になっちゃって・・・
我ながら呆れちゃいますけど、俄然やる気が出てきました。
本当はそういうことがあってもなくても同じように努めなければならないのでしょうが。

そして、今日のテーマの『救われた言葉』です。
私は本がお友達なので、読む本がないと落ち着かないたちです。
デイサービスに行き出してからは介護とか認知症とかそんなキーワードの本ばかりが目について読んでいました。

買い物のついでに本屋に寄りました。
その時に目にしたのが上野千鶴子著『在宅ひとり死のススメ』です。
友人の勧めで上野さんの他の本も読んでいました。
そんなご縁から即購入。


題名からもお分かりの通り『在宅ひとり死のススメ』ですから、
本の趣旨はデイサービスを含め介護施設に行かずして、いかに自宅で人生を全うし死を迎えるか。
アンチ介護施設・・・

奇しくも読んでる最中、私はこのままデイサービスでのパートを続けて良いものかと迷いの真っ只中。
絶望的な気分になりました。
そして途中まで読んだところで放置。

もう読まなくてもいいや!とメルカリに出品したところ、速攻売れてしまいました。
そうなると、最後まで読まないと損したような気になる。
全くもって私はあまのじゃく。


すごい勢いで後半を読破。
しかも、後半に私の心に響く言葉が満載という不思議。

『救われた』と思う言葉に出会うわけです。(前置き長すぎ~)

本は売れちゃって手元にないので私の読書メモからその言葉を抜粋します。

『小心ながん患者
 小心な人たちのジタバタした死に様
 揺らぎの人。
 気持ちが変わる。ジェットコースターみたいにup down
最期まで迷い抜けばよい

『生き死にに正解はない。家族と職員が共になって最後の最期まで迷い抜けばよい

前後の文脈がないから分かり難いかもしれないのですが、
私は『迷い抜けばよい』という文言に救われました。

『なんだ、迷っていいのか』

自分の人生を生きているつもりでも、気づくといつも他人と比べてしまっている私。
みんなが迷いなく人生を歩んでいるように見えます。


自分が迷っていることがすごく苦しい。
迷っている自分はダメ。
自分にダメ出しばかりして、私は自分にすら認めてもらえない。

内にするように外にされる

これも本からの言葉ですが、自分を粗末に扱えば、他の人からもそうされるということ。

あなたは自分を大切にしていますか?

私は今日からまた自分を大切にしていきたいと思うのです。

死ぬまで迷いに迷って、迷っていいと思ったことすら忘れて
何だか誰かに救われて、迷っていたことがあったことすら忘れて生きていくんです。



ではでは今日はこの辺で。
ライトワーカーAkikoでした。
みんなが輝く世界のために。